クリニックからのお知らせ

■★白内障手術★
以前は高齢者のためにと考えられてきた白内障手術だが、最近は40〜50代で
快適な見え方をと治療に踏み切るケースが増えている。眼内レンズを用いた
技術が進歩し、体への負担も少なくてすむためだ。ただ、どんな手術にも
メリットとデメリットがある。医師とよく相談し、選択したい。以前から
眼のケガのほか、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどでステロイド剤を長期間
服用している人などに「若年性白内障」が起こることは知られていた。今は
若くても、加齢による白内障が早めに出ていると考えられる。白内障のある
人は紫外線の影響もある。また、糖尿病や高血圧など、メタボリック症候群が
引き起こす病気が、加齢性白内障の進行を早めている可能性もあるという。
一方で、自ら早めの手術を希望する人も多い。現在、広く行われている方法は
「超音波乳化吸引術」と呼ばれる。日帰りで行う医療機関も増えている。
最近はメスではなくレーザーを使うなど、より体の負担の小さな技術研究が
進んでいる。ただ、治療にはメリットとデメリットがある。白内障は少しずつ
進行するが。いつ治療を受けるかを判断する目安の一つは、生活に困るように
なったらと思われる。自己判断だけでなく、定期的に医師のアドバイスを
うけることが大切だ。進行を食い止める方法は加齢に伴う白内障用の目薬を使う
ほか、食生活や運動も効果があるようだ。紫外線対策も必要だ。広く知られる
手術にはなったが、リスクを知り、予防や生活改善で進行を遅らせる努力をしよう。
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