クリニックからのお知らせ

■★心不全とは★
心不全と診断されたとよく聞くが、心不全は病名ではない。心臓のポンプ機能の
悪化によって起きた体の状態のことで、いろんな症状があります。心臓は収縮・
拡張を1日に約10万回繰り返し、全身に血液を送り出す。ポンプ機能が悪くなると
臓器に血液が送れず、疲れやすくなり、運動できなくなる。また、肺に血液が停滞
して息切れしたり、静脈内の圧力が高くなって水分が血管外の組織にしみ出し、
足がむくんだりする。心不全の病気となる病気は、心臓の筋肉に血液が届かなく
なって起きる心筋梗塞や心臓の弁が正常に動かなくなる弁膜症、高血圧などいくつ
もある。心不全を放置すれば心臓がさらによわくなり、日常生活に支障が出て、
命にもかかわる。慢性心不全の患者さんには、横になっても息苦しい、冷や汗が出て
苦しいなどすぐに受診すべき症状を知っておいてほしい。
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