クリニックからのお知らせ

■★アニサキス感染症★
魚介類に寄生するアニサキスによる食中毒が発生している。アニサキスはイルカや
クジラなど海の哺乳類に住み着く寄生虫。幼虫はサバ、イカ、イワシ、サンマなど
魚介類に寄生し、糸のような形をしている。幼虫がいる魚を生で食べると、幼虫が胃や
腸の壁に入り込むことがあり、食中毒を引き起こす。1匹でも発症の危険性がある。
症状は主に激しい腹痛や吐き気、嘔吐など。60度で加熱すれば1分で、70度以上なら
瞬時にアニサキスが死ぬ。マイナス20度で24時間以上冷凍するのも有効。シメサバでの
発症事例もあり、一般的な料理で使う量の塩、酢、わさびなどでは死滅しない。これらの
魚介類を食するときは虫がいないか注意し、見つけたら取り除くようにしましょう。
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