クリニックからのお知らせ

■★糖尿病の検査★
・血糖値測定

【空腹時血糖値】糖尿病を見つけるための基本の検査で、朝まで10時間以上絶食した
状態で採血した血糖値(早朝空腹時血糖値)です。正常値は110mg/dl未満。
100〜109mg/dlを正常高値と呼びます。126mg/dl以上であれば
糖尿病型と診断され、110〜125mg/dlの場合は境界型(予備群)と診断
されます。

【随時血糖値】食事時間に関係なく測定したときの血糖値です。200mg/dl
以上の場合は、糖尿病型と判定されます。

・HbA1c(グリコヘモグロビン)
平均的な血糖値を推測するために用いられた指標です。この値は、過去1,2か月の
血糖値の平均を反映するため、測定時の空腹時血糖値が高くなくても、HbA1cの値が
高ければ、ふだん高血糖(特に食後)であったことがわかります。基準値は6.2%未満
ですが、5.6%以上は特定健康診査(メタボ健診)の保健指導の対象になります。
6.5%以上の場合は糖尿病型と診断されます。治療のうえでも重要な指標で、合併症を
予防するために7.0%未満を維持することが推奨されています。
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