クリニックからのお知らせ

■★寒い季節の血圧管理★
寒い季節には血管が収縮して血圧が上がりやすくなります。また、室内外での
寒暖の差も血圧の変動に影響し、高血圧の人、特にお年寄りは注意が必要です。
高血圧は、脳卒中や心筋梗塞の大きな危険因子ですが、これらが起こりやすい最も
危険な時間帯は、起床後1時間以内といわれています。血圧の高い人は、毎朝の
家庭血圧測定でしっかり血圧を管理しましょう。血圧は常に変動しています。
そこで、その人本来の血圧を知るのに有効なのが、ふだん家で測る家庭血圧です。
診察室血圧だけではわからないその人の血圧の特徴がわかるため、今日では診察室
血圧よりも家庭血圧による診断が優先されています。特に、夜間高血圧や早朝高血圧
のような危険な高血圧の発見は、脳・心・腎の重大な病気の発症予防に重要です。

・白衣高血圧
家庭血圧は正常範囲で、診察室で測ると高血圧を示します。主に緊張によるものなので、
治療の必要はありませんが、一部の人は将来、本格的な血圧に移行することがあります
ので、肥満や生活習慣病がある人は、ふだんから家庭血圧を測りましょう。

・仮面高血圧
診察室血圧が正常範囲でも、家で測ると高血圧を示します。家庭血圧を測ることで初めて
みつかります。
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