ｸﾘﾆｯｸからのお知らせ
■★ＬＧ２１乳酸菌入りヨーグルトの使用で
ピロリ菌一次除菌療法の成功率が有意義に向上★
近年、ヘリコバクターピロリが消化性潰瘍のみならず胃がんの原因菌であることが
明らかになり、ピロリ菌除菌療法の重要性が叫ばれている。一方、保険適用で認可された
一次除菌療法の除菌成功率は、クラリスロマイシンに耐性を示すピロリ菌の増加を主因
として７０％程度にまで低下した。こうした状況のもと、一次除菌療法の３週間前から
除菌療法中の１週間にかけてＬＧ２１乳酸菌
入りヨーグルトを摂取することで除菌成功率が向上するという研究結果が示され、注目を
集めている。ＣＡＭ耐性ピロリ菌の増加で除菌成功率が７０％にまで低下してますが、
ＬＧ２１入りヨーグルト使用によって、ＣＡＭ耐性にもかかわらずピロリ菌を減少が
認められるとの報告もあります。身近な食品により除菌成功率が向上し、多くの患者が
除菌後も摂取を継続している人もいます。