クリニックからのお知らせ

■★前立腺肥大症と夜間頻尿★
トイレが近い、排尿に時間がかかる、夜中にトイレに行く回数が増えた・・・。
男性の場合、50歳前後から、こんな症状を自覚する人が増えてきます。最も多い
原因は前立腺肥大症ですが、なかでも夜間頻尿には、夜間に尿量が増える内科的な
病気や睡眠障害が隠れていることがあります。夜中に何度もトイレに起きる人は、
一度、かかりつけ医か泌尿器科医に相談してみましょう。前立腺が肥大すると、
膀胱や尿道を圧迫して排尿のトラブルを引き起こします。これが前立腺肥大症です。
前立腺肥大症自体は、排尿に不便を感じていなければ治療の必要はありません。
また、日常生活を損なうような排尿障害があれば、薬物療法や手術療法で改善します。
見逃してはいけないのは前立腺がんで、鑑別するには血液検査でPSAという腫瘍マーカー
を測定します。前立腺がんがあると高値を示し、早期発見に役立ちます。

【前立腺肥大症の症状】

・トイレが近い(頻尿)
・夜間にトイレに行く回数が増える(夜間頻尿)
・尿の勢いが弱い
・おなかに力を入れないと尿が出にくい
・排尿に時間がかかる
・排尿の途中で尿が途切れる
・排尿したあと、すっきりせず、まだ尿が残っている感じがする(残尿感)
・突然、漏れそうで我慢できないほどの尿意をもよおす(尿意切迫感)
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