クリニックからのお知らせ

■★慢性副鼻腔炎(蓄膿症)★
慢性副鼻腔炎は、一般的には「蓄膿症」と呼ばれている鼻の病気です。かぜの
症状に似ているため、かぜが長引いているだけと思い込み、放置してしまう人が
少なくありません。症状に心当たりのある人は、かかりつけ医に相談し、適切な
治療を受けましょう。この副鼻腔に炎症が起きている副鼻腔は
かぜなどをきっかけに、副鼻腔炎がウイルスや細菌に感染すると、急性の炎症を
起こします。これは急性副鼻腔炎と呼ばれ、適切に治療すれば一ヶ月以内で治り
ます。しかし、炎症が完全に治らなかったり、再発を繰り返したりしていると、
炎症が悪化して、副鼻腔の内部をおおう粘膜が腫れたり、膿がたまってしまうこと
があります。このような状態が3ヶ月以上続いた場合に、慢性副鼻腔炎と診断され
ます。ウイルスや細菌以外にも、カビが原因で発症することがあります。健康な人には
起こりにくいのですが、糖尿病があったり、ステロイド薬や免疫抑制薬を使っていたり
して、体の抵抗力が落ちていると、感染しやすくなります。また、近年、好酸球性
副鼻腔炎という難治性の副鼻腔炎も問題となっています。慢性副鼻腔炎の主な症状には、
次のようなものがあります。鼻水・鼻づまり・ニオイがわからない・頭重感・鼻腔に
鼻毛ができるなどです。慢性副鼻腔炎で最も多いのは、かぜをひいたあと、気づかない
うちに副鼻腔炎が慢性化してしまうケースですかぜのほかの症状は治ったのに、鼻水・
鼻づまりだけがいつまでも続いてるという人は、かかりつけ医に相談して、鼻の検査を
受けましょう。
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