クリニックからのお知らせ

■★MRI検査について★
脳や内臓の画像診断に使われるMRIは世界で稼働中の約3万6千台のうち、6千台が国内に
ある。MRIは強力な磁石の力を使って、人間などの水の分布を読み取って画像にする装置だ。
強い磁場の中で、電波を当てると、水素原子が信号を出す核磁気共鳴という現象を利用する。
脳や腱、関節など水分を多く含む軟らかい組織の描写が得意だ。放射線を使うCT検査と違って
被爆の心配がないが、撮影に時間がかかるのが弱点だ。CTは5分もあれば終わるが、MRTは
15〜30分はかかる。音も大きい。撮影に必要な強い電流を流すためで、飛行機の騒音にも
たとえられる。この大音量や、トンネル状の装置の閉塞感に堪えきれず、検査をあきらめる
子供や閉所恐怖症の人もいる。
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