クリニックからのお知らせ

■★ペットボトル症候群★
手軽に飲める清涼飲料水。でも、その多くに、多量の糖質が含まれています。
清涼飲料水を習慣的にたくさん飲んでいる人は要注意!ペットボトル症候群という
名の急性の糖尿病を起こすことがあります。最初のうちは、すい臓がインスリンを
出して、なんとか血糖値の上昇を抑えていますが、それでも飲み続けていると、
やがて血液中に糖があふれ、処理しきれない糖が尿に出てきます。このとき水分も
一緒に出て行くので脱水傾向になります。そのため、のどが渇きます。そこでガブガブ
飲みます→さらに糖分が体に入ります→血糖値が上がります→糖と水分が尿に出て行く→
のどが渇くので飲む→糖分が入って血糖値が上がる→血糖値がどんどん酷くなる悪循環
です。自覚のないまま大量の糖が体に入り、気づいたときには凄まじい高血糖になって、
意識障害や昏睡を起こして病院に運び込まれることもあります。若い人の糖分の多い
清涼飲料水の飲みすぎは、肥満や将来の本格的な糖尿病の発症につながります。
のどが渇いたら、お水やお茶、無糖の炭酸水などにしましょう。尿がいつもたくさん出る
という人は、念のため、一度受診して血糖値を測ってもらってください。
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