クリニックからのお知らせ

■うつ病?
【治療は本人のみならず、企業のメリットにも】

うつ病の増加は、社会的な損失つながります。
有能な社員が、うつ病のために本来の能力を発揮できないことは、
企業にとっても大きな経済的な損失になります。
うつ病を早期発見し、早く適切な治療を受けていただくことが、自殺対策の要となります。
現在、地域・職域におけるうつ病・メンタルヘルス対策の一層の充実を図るためのいくつかの
研究やプロジェクトも進められています。

【うつ病は脳の機能変化 早期発見・早期受診を】

現在、国内のうつ病患者さんの中で、専門家の治療を受けて25%〜50%程度と
推定されています。受診が進まない背景には、うつ病への偏見や誤解から、患者さんや家族につい受診をためらう心理があるように思われます。
うつ病は誰もがかかる可能性があり、また適切に抗うつ薬を使うことによって、
回復が期待できる病気であることをぜひ、知っていただきたいと思います。
近年、脳のサイエンスによる解析が進み、うつ病は自己管理だけでは治らない、
脳の機能変化であることが明らかになりつつあります。
うつ病にきちんと向き合い、早期発見・早期治療を行うことによって、早く元気な自分が取り戻せます。
企業や、ひいては社会が受ける経済的損失も減らすことができます。
いま、駅前メンタルクリニックも増え、さらにうつ病の早期発見に向けて、
無記名で精神科医にメンタルヘルスの相談が受けられる、社外のEAPや
インターネット相談サービスの拡充が進みつつあります。今後はうつ病休職した方が
職場復帰のためのトレーニングをうけられるよう、うつ病専門のデイケアを設置するなど、
社会復帰のためのサポートもさらに充実して行くと思われますので、
一人で悩まず近隣のクリニックや産業医などへの相談・受診をおすすめします。

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