クリニックからのお知らせ

■★狭心症の治療★
狭心症と診断された場合は、症状や進行度合いに合わせて、薬物療法を中心とした
治療を行います。同時に、生活習慣を改善し、動脈硬化の進行を防ぐことも大切です。
薬物療法では、アスピリンなどの血小板の働きを抑えて血液を固まりにくくする薬や、
硝酸薬、カルシウム拮抗薬などの血管を拡張させる薬、βブロッカーなどの心臓の
負担を軽減する薬などが用いられます。発作を起こしたときに、発作を抑える薬として
ニトログリセリンなどがあります。薬物療法のほかに、冠動脈の狭くなっている部分を
広げるカテーテル治療が行われることがあります。また、冠動脈が複数の場所で狭く
なっていたり、カテーテル治療が難しい場合などに行われる治療法としてバイパス手術
があります。狭心症や心筋梗塞を防ぐには、動脈硬化を予防することが大切です。
動脈硬化は生活習慣病です。ふだんの生活を見直してみて、問題がある生活習慣があれば
改めて、次のようなことを心がけましょう。

・栄養バランスのよい食事をあ1日3食、規則正しく取りましょう。脂肪分の多い食材を避け、
高血圧の原因となる塩分の採り過ぎに注意しましょう。

・1日30分程度のウォーキングなど、軽い運動をしましょう。

・喫煙をしましょう。タバコに含まれる物質は血管を傷つけて血栓をできやすくするほか、
血圧を上げ、動脈硬化を進行させます。

・趣味を楽しむなどして、ストレスをじょうずに発散しましょう。

・睡眠時間を十分にとりましょう。
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