クリニックからのお知らせ

■★認知症★
認知症の最大の危険因子は加齢ですから、年をとれば誰でも認知症になる可能性があります。
家族に認知症の心配があったら、まずはかかりつけ医や地域包括支援センターに相談して
みましょう。認知症になると、もの忘れは老化によるものと比べて、はるかに高度となり、
記憶だけでなく注意、判断、認識、行為などの機能も低下して、日常生活でなんらかの
援助が必要となってきます。認知症を招く病気は細かく分類するとたくさんありますが、
最も多く、認知症全体の半数以上を占めるのがアルウハイマー病です。ほかに、脳血管障害、
レビー小体型認知症、全頭側頭葉変性症、正常圧水頭症などが、主な疾患として知られています。
アルツハイマー病は、脳の神経細胞が徐々に消失し、脳が萎縮していく病気です。症状は、
体験全体を忘れてしまう(記憶力低下)から始まりまります。アルツハイマー病のもの忘れは、
少し前の記憶がなくなることが特徴です。病気の早い段階から現れます。アルツハイマー病の
発症と進行は、比較的ゆるやかですので、初めのうちは年相応のもの忘れと区別がつきにくいの
ですが、普通のもの忘れと、どこか違うと感じたときには、早めにかかりつけ医に相談しましょう。
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