クリニックからのお知らせ

■★突然死を救えるAED★
突然、身近な人が心室細動を起こして倒れたとき、命を救う可能性があるのがAED
(自動体外式除細動器)です。除細動成功による生存率は、1分経過するごとに7〜10%
低下しますから、発作を起こしたときの救命措置は一刻を争います。救急車を呼んでから
到着するまでの時間は全国平均8.6分です。その間に、たまたま居合わせた人による救命措置
が行われるかどうかどうかが重要です。2014年中に一般市民によって心肺停止が目撃された
事例は25255件。そのうち1030件にAEDが使われ、一ヵ月後の生存率は50.4%でした。
これに対し、AEDが実装されなかった人たちの一ヵ月後の生存率は10.6%でした。
たまたま居合わせた人がAEDを使うことが生死を分けてしまいます。AEDは駅や公共施設、
学校、スポーツ施設などに設置されています。音声の指示に従って、誰でも簡単に使うことができます
ので、万が一、身近で人が倒れたら勇気を出して使ってみましょう。
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