クリニックからのお知らせ

■★COPD(慢性閉塞性肺疾患)★
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、長年の喫煙によって気道や肺胞に炎症がおき、
その組織が壊れて、呼吸機能障害が起きる病気です。体は酸素不足に陥り、息切れが
起きてきます。また、気道が炎症でただれたり、むくんだりして咳や痰が増え、
空気はさらに通りにくくなり、呼吸が苦しくなります。COPDは、1秒間にどれだけの
量の息が吐けているかを調べることで診断されます。これを1秒量といい、この1秒量の
低下がCOPDの特徴で、COPDは十分に息が吐けなくなる病気なのです。呼吸器科で
呼吸機能検査を受けてください。COPDと診断されたら、禁煙が原則です。禁煙する
だけで、1秒量の低下速度が改善されます。治療の基本は、呼吸を楽にして、病気の進行を
抑える吸入薬を中心とした薬物療法です。医師、看護師、薬剤師などから、必ず吸入指導を
受けることが大切です。
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