クリニックからのお知らせ

■★呼吸機能検査★
呼吸機能検査は、スパイロメーターという検査機能を用いて、肺に吸い込める
空気の量と、吐き出せる量や速さを測定することによって呼吸機能を診断する
検査です。COPDの診断で重要で重要な項目は、次の3つです。

・努力性肺活量(FVC)
息を吐くときに、思い切り一気に、できるだけ早く吐いて、吐き切った空気の量です。
進行したCOPDでは、この値が小さくなります。

・1秒量(FEV1)
努力性肺活量の最初の1秒間に吐き出された空気の量です。気道がどれくらい狭くなって
いるかを知ることができ、COPDではこの値が低下します。

・1秒率(FEV1%)
1秒間に努力性肺活量の何パーセントを吐き出すことができるかを表します。
[1秒量÷努力性肺活量×100%]で算出した値が70%未満であれば、COPDの
可能性が高いと診断されます。
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