クリニックからのお知らせ

■★認知症とは★
認知症とは、さまざまな病気が原因で脳の働きが障害され、記憶力や理解力・
判断力が衰えて、生活に支障をきたした状態をいいます。認知症の原因は、
主に次の病気が知られています。
・アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)
認知症の原因疾患として最も多く、認知症全体の約6割をしめています。
記憶障害は、新しい体験(記憶)を覚えていることが困難になるのが特徴で、
早期には、昔のことはよく覚えているが、2〜3日前のことが思い出せない
近時記憶障害などの症状が現れます。
・脳血管障害(脳血管性認知症)
アルツハイマー病に次いで多く、認知症全体の2割を占めています。
脳梗塞や脳出血によって脳の神経細胞が死んでしまうことが原因です。
もの忘れのほかに、動作や反応が遅くなる、手足のマヒ、言葉が自由に
出てこない(失語)などの症状が現れることがあります。また、脳血管性
認知症とアルツハイマー型認知症を重複して発症していることもあります。
・レビー小体病(レビー小体型認知症)
パーキンソン症状(歩きにくい、手が震える)や幻視がよく見られる症状です。
・前頭側頭型認知症症
初期には記憶障害よりも問題行動を起こすなどの行動の障害が全面に現れます。
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