クリニックからのお知らせ

■★デング熱★
フラビウイルス科に属するデングウイルス感染症である。2〜15日(多くは3〜7日)
の潜伏期の後に突然の高熱で発症する。頭痛、眼窩痛、顔面紅潮結膜充血を伴う。
発熱は2〜7日間持続する。初期症状に続いて前進の筋肉痛、股関節痛、全身倦怠感を呈する。
発症後3〜4日後胸部、体幹から始まる発疹が出現し、四肢、顔面へ広がる。症状は1週間
ほどで回復する。血液所見では高度の白血球減少、血小板減少がみられる。出血やショック症状
を伴う重病型として、デング出血熱があり、全身管理が全身管理が必要となることもある。
ヒトからヒトへの直接感染はないが、熱帯・亜熱帯(特にアジア、オセアニア、中南米)に広く
分布する。日本国内での発症例はないが、海外で感染した人が国内で発症することがある。
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