クリニックからのお知らせ

■★ウイルス性肝炎★
ウイルス感染を原因とする急性肝炎(B型肝炎、C型肝炎、その他のウイルス性肝炎)である。
一般に全身倦怠感、感冒様症状、食欲不振、悪感、嘔吐などの症状で
急性に発症して、数日後に褐色尿や黄疸を伴うことが多い。発熱、肝機能異常、その他の全身症状を
呈する発病後間もない時期には、かぜあるいは急性胃腸炎などと類似した症状を示す。
潜伏期間は、B型肝炎では約3ヶ月間、C型肝炎では2週間から6ヶ月間である。
臨床病型は、黄疸を伴う定型的急性肝炎のほかに、顕性黄疸を示さない無黄疸性肝炎、高度の黄疸
を呈する胆汁うっ滞在肝炎、急性肝不全症状を呈する劇症肝炎などに分類される。

検査方法
・B型肝炎
IgM HBc抗体の検出
・C型肝炎
抗体陰性で、HCV RNA又はHCVコア抗原の検出
ペア血清による抗体陽転又は抗体価の有無の上昇
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