クリニックからのお知らせ

■★性器ヘルペスウイルス★
単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus:HSV、HSV1型又は2型)が
感染し、性器又はその付近に発症したものを性器ヘルペスという。
性器ヘルペスは、外部から入ったウイルスによる初感染の場合と、仙髄神経節に
潜伏しているウイルスの再活性化による場合の2つがある。初感染では、感染後
3〜7日の潜伏期の後に、外陰部に小水疱又は浅い潰瘍性病変が数個ないし集簇経に
出現する発熱など全身症状を伴うことが多い。2〜4週間で自然治癒するが、治癒後も月経、
性交その他の刺激が要因となって、再発を繰り返す。発疹は外陰部のほか、腎部、
大髄にも生じることがある。病変部位は男性では包皮、冠状溝、亀頭、女性では外陰部や
子宮頚部である。口を介する性的接触によって口唇周囲にも感染する。HSV2型による場合は、
より再発しやすい。
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