クリニックからのお知らせ

■★腸管出血性大腸菌感染症★
ベロ毒素(Verotoxin、VT)を産生する腸管出血性大腸菌
(enterohemorrhagic E.coli,EHEC、Shigatoxin-producing E.coli、STECなど)の
感染によって起こる全身性疾病である。臨床症状は、一般的な特徴は腹痛、水溶性
下痢及び血便である。嘔吐や38℃台の高熱を伴うこともある。さらにベロ毒素の
作用により溶血性貧血、急性腎不全を来し、溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic
Syndrome,HUS)を引き起こすことがある。小児や高齢者では痙攣、昏睡、脳症などに
よって致命症となることがある。
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