クリニックからのお知らせ

■★レプトスピラ症★
病原性レプトスピラ(Leptospira interrogans)による、多様な症状を示す急性の
熱性疾患である。病原性レプトスピラを保有しているネズミ、イヌ、ウシ、ウマ、ブタ
などの尿で汚染された下水や河川、泥などにより経皮的に、時には汚染された飲食物の
摂取により経口的に人に感染する。黄疸、出血、腎障害等の症状が見られる。重症型の
黄疸出血性レプトスピラ病(ワイルド病)と、軽症型の秋季レプトスピラ病や
イヌ型レプトスピラ病などがある。ワイル病は黄疸、出血、蛋白尿を主徴とし、最も
重篤である。潜伏期間は3〜14日で、突然の悪寒、戦慄、高熱、筋肉痛、眼球結膜の
充血が生じ、4〜5病日後、黄疸や出血傾向が増強する場合もある。
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