クリニックからのお知らせ

■★細菌性赤痢★
赤痢菌(Shigella dysenteriae、S.flexneri、S.boydii、S.sonnei)の経口感染で
起こる急性感染性大腸炎である。潜伏期は1〜5日(大多数は3日以内)。主要病変は
大腸、特にS状結腸の粘膜の出血性化膿性炎症、腫瘍を形成することもある。
このため、発熱、下痢、腹痛を伴うテネスムス(tenesmus:しぶり腹-便意は強いがなかなか
排便できないこと)、膿・粘血便の排泄などの赤痢特有の症状を呈する。近年、軽症下痢
あるいは無症状に経過する例が多い。症状は一般的に成人よりも小児の方が重い。

・検査方法
分離・同定による病原体の検出
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