クリニックからのお知らせ

■★突発性発しん★
乳幼児がヒトヘルペスウイルス6、7型の感染による突然の高熱と解熱前後の発疹を来す疾患である。
乳幼児期、特に6〜18か月の間に罹患することが多い。5歳以上はまれである。
突然、高熱で発症、不機嫌で大泉門の膨隆をみることがある。咽頭部発赤、特に口蓋垂の両側に
強い斑状発赤を認めることがある。軟便若しくは下痢を伴うものが多く、発熱は3〜4日持続した
後に解熱する。解熱に前後して小さな紅斑や紅色丘疹が出現し、散在性、時に斑状融合性に分布する。
発疹は体幹から始まり上肢、頚部の順に広がるが、顔面、下肢には少ない。発疹は1〜2日で
消滅する。脳炎を合併することがある。

・臨床症状
ア突然に発熱し、2〜4日間持続
イ解熱に前後して体幹部、四肢、顔面の発疹が出現
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