クリニックからのお知らせ

■★手足口病★
主として乳幼児にみられる手、足、下肢、口腔内、口唇に小水疱が生ずる伝染のウイルス性
感染症である。コクサッキーA16型、エンテロウイルス71型のほか、コクサッキーA10型その他
によっても起こることが知られている。

典型的なものでは軽い発熱、食欲不振、のどの痛み等で始まり、発熱から2日ぐらい過ぎた頃から
、手掌、足裏にやや紅暈を伴う小水疱が多発し、舌や口腔粘膜に浅いびらんアフタを生じる。水泡は
やや楕円形を呈し、腎部、膝部などに紅色の小丘疹が散在することもある。皮疹は一週間から10日で
自然消退する。ごくまれに髄膜炎や脳炎などが生じることがあるので、発熱や嘔吐、頭痛などがある
場合は注意を要する。エンテロウイルス71型による手足口病の場合にその頻度が高い。

・臨床症状
ア:手のひら、足底又は足背、口腔粘膜に出現する2〜5mm程度の水疱
イ:水疱は痂皮を形成せずに治癒

Topページに戻る