クリニックからのお知らせ

■★過活動膀胱★
抑えられない尿意が急に起こったり、トイレが近く、我慢できずに尿もれしたり
する症状がある病気を過活動膀胱といいます。膀胱の周囲には排尿筋があり、
ふだんは尿をためるため、ゆるんでいます。膀胱は通常300ml〜500mlの尿を
ためることができますが、いっぱいになってくると、脳に信号が送られてだんだん
尿意が強くなり、トイレへ行って準備が整うと、脳から排尿の信号が送られ、
排尿筋が縮み、ふだんは締まっている尿道活約筋(尿道の周囲にある)をゆるめ
排泄します。過活動膀胱では、この回路がうまく動かなくなり、尿が少ししか
たまっていないのに、排尿筋が活動し過ぎて縮まり、抑えられないほどの強い
尿意が急におこります(尿意切迫感)。このほか日中に尿をする回数が多い
(昼間頻尿)、夜間にトイレに起きる(夜間頻尿)、強い尿意を我慢できずに
もらしてしまう(尿失禁)といった症状があります。
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