クリニックからのお知らせ

■★緑内障★
緑内障は、40歳以上の約20人に1人がかかっており、年齢が上がるとともに
発症率が増加する眼の病気です。患者数は、400万〜500万人と推計されています。
視野が徐々に欠ける病気ですが、一般的にはゆっくり進行するために、緑内障が発症
しているのに気づかない人が多いのが実情です。進行すると失明する恐れがあります
ので、早期発見が肝心です。大人などが発症する緑内障には、主に、特に病気などの
原因がない原発緑内障、糖尿病、脳疾患、けがなどによって発症する続発緑内障が
あります。さらに、原発緑内障は、開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障にわけられます。

・開放隅角緑内障・・・隅角は開いているものの、房水の出口である繊維柱帯と呼ばれる
部分が目詰まりを起こし、房水が排出されにくくなるために発症します。神経系障害は
ゆっくり進行することがほとんどです。正常眼圧緑内障もこのタイプに含まれ、緑内障
の大半は開放隅角緑内障です。

・閉塞隅角緑内障・・・房水の出口である隅角が閉塞するために急激に眼圧が上がって
発症します。急激に症状が出る急性緑内障を起こすことも多く、短期間に失明を
起こすことがあるので要注意です。
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