クリニックからのお知らせ

■★消化器内視鏡における感染対策の重要性★
内視鏡検査は消化器疾患の診断と治療に不可欠のものとなっており、
本邦ではスクリーニング検査から、ハイリスクな患者への低侵襲な治療など、
さまざまな医療場面で必須のものとなっている。患者背景も、担癌患者であったり、
化学療法中であったりと、宿主側の免疫状態もさまざまである。一方で、内視鏡を
介した患者および医療者への感染の実態は過小評価されているとされ、そのリスクの
客観的評価は容易ではない。このため、一定の安全性を担保した内視鏡の感染対策を
一律に行うことがきわめて重要である。世界的にも標準予防策の遵守と検査ごとの
洗浄および高水準消毒を基本とした、より厳密な感染対策が求められている。
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