クリニックからのお知らせ

■★超音波内視鏡★

・超音波内視鏡検査

胃・十二指腸のEUSでは、通常内視鏡検査と異なり消化管壁の超音波断層像を
観察することにより、消化管病変の消化管壁層構造における
壁在性(壁深達度や発生母地)、病変内部のエコー像、病変実質のサイズなどを
観察することができる。EUSは、一般に既知の病変の精査や用いられるため、EUSを
行う目的は、対象病変の治療方針の決定・変更、治療効果判定などに資する情報を
得ることである。具体的には、早期胃がんにおける壁深達度、粘膜下腫瘍の実質サイズや
壁在性や内部の性状、MALTリンパ腫の壁深度などである。さらに通常の鉗子生検での
組織診断が困難な壁深部の病巣では、EUS下の穿刺を行い、直接の細胞診あるいは組織診断
を行うこともある。
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