クリニックからのお知らせ

■★カプセル内視鏡★
特徴:カプセル内視鏡は、11×26mmのカプセル型の内視鏡を、患者自らが飲み込む
だけの検査である。患者にとって簡単、安全、楽な検査であるといえるが、病変を
見落とす可能性もあり、その特性をよく理解して、検査結果を解釈する必要がある。
また、医師が直接検査を行うこれまでの消化器内視鏡と異なり、看護師などの医療従事者
(准看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士を含む)が検査に関わる
ことが多い。

適応と禁忌

A.カプセル内視鏡の保険適用は、上部及び下部消化管の検査(内視鏡検査を含む)
を行っても原因不明の消化管出血を伴う患者に使用することとされている。

B.カプセル内視鏡の禁忌

1.心臓ペースメーカーまたは他の電気医療機器が埋め込まれている患者
2.妊娠をしている患者
3.嚥下障害がある患者
4.消化管の閉塞、狭窄、瘻孔が既知または疑われる患者
5.診断確定済みのクローン患者
6.骨盤内臓器に対して放射線治療をうけ、放射線腸炎による狭窄が疑われる患者
7.腹腔内の外科的手術歴があり

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