クリニックからのお知らせ

■★心筋梗塞、狭心症を予防するには★
冠動脈の中にプラークを形成しないようにするには、肥満を防ぎ、LDLコレステロール値
をできるだけ正常に保つことが重要です。また、動脈硬化を防ぎ、プラークを覆う
膜を不安定にしないためには、喫煙者は禁煙すること、血圧や血糖値のコントロールも
大切になってきます。女性は閉経後は、男性と同じように生活習慣病の予防を心がけ
ましょう。それから、心筋梗塞の発症には、性格も関わっていると言われます。海外の
報告ですが、せっかちで怒りっぽく、競争心や野心が強い、積極的な性格の人は、
心筋梗塞を起こしやすい傾向があるのです。また、起床後2〜3時間は、心筋梗塞を
発症しやすい時間帯です。特に、心筋梗塞の危険因子がある人は、その時間帯にジョギング
したり、ストレスが多い会議や商談を入れたりするのは避けましょう。最近では、
20〜30歳代でも心筋梗塞を起こす人が増えています。心筋梗塞・狭心症は予防が
できる病気なので、危険因子がある人は、1つ減らし、できるだけ健全に体を
動かす機会を増やすようにしてください。
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