クリニックからのお知らせ

■★急性心筋梗塞★
死因第2位の心疾患の中でも、急性心筋梗塞の死亡率は高く、その可能性がある
場合には一刻も早い専門施設への搬送が必要にとなります。その診断には12誘導
心電図検査が必須となりますが、梗塞の範囲や部位によってはSTが上昇しない
心筋梗塞(NSTEMI)があります。また、心電図の異常は長く残るため、再発の場合には
その判断に苦慮します。そのため、心筋梗塞などの虚血性心筋傷害の診断には、
心筋マーカーと呼ばれる血液検査が有効となります。心筋マーカーには、心筋障害マーカー
心筋ストレスマーカー、プラーク不安定化マーカー、炎症マーカーなどがあります。
なかでも心筋障害マーカーは急性冠症候群の早期診断に臨床上有効です。
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