クリニックからのお知らせ

■★塩の種類と製法★
塩は自然に存在するものです。人類は、原始の頃から塩の素材を入手し、
塩をつくってきました。そうした天然塩は、素材の違いから大きく分けて
3つの種類があります。

・岩塩
地殻変動で地形が変化し、海水が陸上に閉じ込められて結晶化したものです。
こってりとした肉料理に合います。

・湖塩
死海やウユニ塩湖など、塩水でできた湖からとれる塩です。塩湖は海水が岩塩に
変化する途中の姿だと考えられています。

・海水
海水からつくられる塩です。魚や根菜、穀物に合うので、日本食との相性がよい
です。日本は岩塩や塩湖に恵まれていなかったため、古くから海塩が使われて
きました。

現在、日常的に見かける「食塩」は、天然塩を濃縮、化学的に加工した
精製塩がほとんどです。素材の産地によって風味やまろみのある天然塩に比べ、
精製塩は塩化ナトリウムの含有率99%以上と高いため、混じりけのないシンプルな
しょっぱさが楽しめます。また、粒が揃っていて、サラッとしていて、どんな料理にも
使いやすいです。最近では、ハーブ塩や抹茶塩、だし塩など、他の調味料がブレンド
された塩も販売されています。料理に合わせて使い分けて楽しむとよいでしょう。
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