クリニックからのお知らせ

■★女性に多い甲状腺機能障害★
・甲状腺ホルモンが過剰になるバセドウ病

バセドウ病は男女比が1対4で、20、30歳代の女性に最も多く、
次が40、50歳代です。甲状腺ホルモンの過剰な分泌で新陳代謝が
活発になりすぎるため、普通にしていても激しい運動をしたかのように
エネルギーを消耗します。そして動悸や頻脈で、極端に暑がりになる、
心臓がドキドキする、手が震える、気持ちがイライラするなどの症状が
現れます。外見上では、首の腫れとバセドウ病眼症と呼ばれる目の異常が
特徴です。首が腫れると、びまん性甲状腺腫大の状態になりますが、腫れの
大きさと症状の強さは比例しません。眼球突出や目が見開いたようになる
眼瞼後退などのバセドウ病眼症はかならず起こるわけではなく、全体の2割
ほどにみられます。バセドウ病の治療には、症状の程度や妊娠の有無などを
考慮して選択します。
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