クリニックからのお知らせ

■★尿検査でわかること★
腎臓は細い血管の塊(糸球体)と尿が流れる細い管(尿細管)が集まった臓器で、
血液の濃度や成分を一定に保つため、糸球体で血液中の老廃物や余分な塩分などを
濾過し、体が必要としている物質を尿細管で再吸収したのち、尿として排泄します。
ところが、通常では出てこないはずのたんぱく質や赤血球成分、糖などが漏れ出すこと
があります。このような尿の異常をみることが、腎臓はもちろん、腎臓以外の臓器の
異常を発見する糸口になるのです。

・主な尿検査
【尿たんぱく】【尿糖】【尿潜血】

・採尿の注意
1)指示に従い、早朝あるいは、随意に採取した尿を検査します
2)採取量は、50mLあれば十分です。
3)排尿の最初の尿はとらず、途中からカップに採尿します。
このようにして採取した尿を「中間尿」といいます。
4)ドリンク剤やビタミン剤、あるいは薬剤は検査結果に影響を与える場合があります。
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