クリニックからのお知らせ

■★脂肪肝になるのはなぜ?★
肝臓は、食事などで摂取した栄養素を代謝してエネルギーを生成し全身に
送り出したり、解毒したりしています。ところが、過剰に栄養などを摂取すると、
肝臓の処理能力を超えて、中性脂肪が肝細胞の中にたまって脂肪化していきます。
これが脂肪肝です。フォアグラはガチョウやアヒルに無理やり餌を与え続け、肝臓を
脂肪化させたものです。つまり、人が脂肪肝になるのは肥満、食べ過ぎ、運動不足、
不規則な生活などが原因で、処理能力を超えて肝臓に脂肪をため込んでしまうからです。

・なぜ脂肪肝が肝炎になるの?
肝臓の中で増加した脂肪酸が消費しきれない状態になると、細胞を傷つける活性酸素が
増大し、肝細胞に炎症を起こすためです。また、脂肪肝があると、腸内細菌が放出する
毒素が門脈を通して肝臓に流失し、肝細胞に炎症を起こすような化学物質が放出され
肝炎を発症しやすいこともわかっています。
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