クリニックからのお知らせ

■糖尿病薬アクトスで注意喚起
武田薬品工業は主力製品の糖尿病治療薬「アクトス」について、
ぼうこうがん患者への投与を避けるように医師に求める注意喚起を始めた。
米国の研究ではアクトスを服用する患者はぼうこうがんの発症率がわずかに上がったとされており、
情報提供を徹底しています。
研究によると、アクトスを服用しない糖尿病患者1万人のうち年間6・9人がぼうこうがんを発症した。
これに対し、アクトスを服用する患者の発症は同8・2人だった。
過去にぼうこうがんの病歴がある患者に処方するかどうかはアクトスの有効性と危険性を考慮して決めるように求めています。糖尿病薬の服用をやめると症状が悪化する場合も多いし現在常用している患者には
医師との相談なしに自分の判断で服用を中止しないでほしいと呼びかけている。
こうした注意喚起は厚生労働省の通知にもとづく。フランスやドイツでは医薬品の認可当局が
新たな処方を全面的に停止するように指示したが、日本ではぼうこうがん患者への
対応にとどまる可能性がある。

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