クリニックからのお知らせ

■★クローン病とは★
原因は遺伝や、食事や感染などの環境が複雑に関与して免疫系の異状を
生じていると考えられていますが、はっきりとした原因は不明です。
特徴的な症状は、腹痛や下痢、血便、体重減少です。発熱や全身倦怠感、
貧血などが起きることがあります。また、クローン病では、瘻孔、狭窄、
膿瘍などの腸管の合併症や、腸管以外では、関節炎や虹彩炎、結節性紅斑、
痔ろうなどの合併症も少なくありません。

・検査
【血液検査】全身の炎症の程度と栄養状態を知るために行います。
【内視鏡検査】腸の中を直接観察します。組織を採取する生検を行うこともできます。
【エックス線造影検査(注腸造影・小腸造影)】

・治療は、?栄養療法、経腸栄養療法、完全中心静脈養療法
?薬物療法、5−アミノサリチル酸(5−ASA)製剤副腎皮質ステロイド、免疫抑制剤
?外科療法などがあります。
栄養療法と薬物療法を中心に、必要であれば外科手術を行います。
Topページに戻る