クリニックからのお知らせ

■★大腸がんとは★
大腸の内側に発生するがんのことです。近年、日本人に増加傾向が著しく、
女性では一番多いがんになっています。がんの発生した場所によって、
直腸がんと結腸がんに分かれます。大腸がんは早期に発見すれば、ほぼ完治できるがんです。
ただし、早期には症状はほとんどありませんので、定期的に検診などを受ける
ことが大切です。原因は、大腸ポリープと同じく、近年大腸がんが増えてきている
のは、日本人の食事の欧米化によるものであると考えられています。タンパク質や
脂肪の過剰摂取、食物繊維の不足、便秘などが大腸がん発生の要因になると
いわれています。初期はほとんど症状がありません。便に血液が付いていたり、
便が細くなる、残便感、腹痛や腹部膨満感などの腹部不快感、
原因不明の体重減少、疲労感などの症状が現れることがあります。
検査は「便潜血検査」「大腸内視鏡検査」「注腸造影検査」
治療は「内視鏡的治療」「外科療法」などがあります。

・日常生活の注意

50歳以上で、家族が大腸がんにかかったことがある、大腸、卵巣、子宮内膜、
乳房にがんの既往歴がある、潰瘍性大腸炎もしくはクローン病の既往歴がある、
家族性腺腫性ポリポーシス遺伝性非ポリポーシスの条件を持つなどの条件の人は、
大腸がんの発生リスクが高くなります。大腸がんは早期に発見すれば、ほぼ完治
できるがんです。定期的に検診などを受け、気になる症状がある場合は早めに
医療機関を訪ねましょう。
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