クリニックからのお知らせ

■★胆道がん★

胆道とは、肝臓で作られた胆汁を十二指腸まで流すための管である胆管や、
その途中で一時的に胆汁を貯めておく胆嚢および十二指腸への出口である
十二指腸乳頭部のことを指します。胆道がんとは、そのそれぞれに
発生するがんのことで、「胆管がん」、「胆嚢がん」、「乳頭部がん」に
分類されます。胆道がんが起きる原因のひとつに、胆石があげられます。
胆石は、胆道がんを発症する最大の原因となります。胆管がんの場合、がんが
腸管をふさいでしまうことによって、皮膚や白目が黄色くなる黄疸が表れます。
皮膚が痒くなることこともあります。また、胆汁が腸に流れなくなることにより、
便が白っぽくなったり、尿の色が濃くなったりすることもあります。胆嚢がんは、
初期にはがん自体の症状はほとんどなく、胆嚢結石胆嚢炎の症状である上腹部痛や
発熱などがみられることがあります。検査には、超音波内視鏡、CT、MRI検査、
内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)、経皮経管胆道造影(PTC)などがあり、
治療には、外科療法、放射線療法、化学療法があります。

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