クリニックからのお知らせ

■★肝嚢胞★
・肝嚢胞は上皮で内腔が覆われ、主として漿液成分を貯留した嚢状の
肝内占居性病変である。
・先天性と後天性とに大別される。
・単純性嚢胞以外の先天性疾患は、肝線維性嚢胞性疾患群とも呼ばれ、
郡内の各病態がお互いに合併することがある。最も多い単純性嚢胞の
検診エコー検査による検出頻度は、7%程度と報告されている。
・先天性のものは、胎生期における胆管形成異常による。
・後天性のものには、外傷、炎症(エキノコッカスなど)、腫瘍に
伴うものがある。
・超音波検査により、側方陰影や後方エコーの増強を伴う内部無エコー病変
として診断される。
Topページに戻る