クリニックからのお知らせ

■ ★薬物アレルギーとは★

くすりによるアレルギーの典型的なものとして過去に注目されたのは、
ペニシリン・ショックでした。現在でも抗菌薬や解熱鎮痛薬などは、アレルギー
を起こす可能性があるくすりとして知られています。くすりによるアレルギーには、
注射によって突然ショック症状を起こす例もありますが、その多くはくすりを続けて
使ううちに起こる湿疹やかゆみ、めまい、耳鳴りといった軽症から始まります。
初めは軽症に見えても重症化するものもありますので、すぐに医師・薬剤師に相談
することが大切です。その時点でくすりの使用をやめると、ほとんどの場合、
アレルギーも治まります。もう1つ大切なことは、たとえ軽症であってもアレルギーを
起こしたくすりの名前をおくすり手帳に記録しておき、次に病因にかかった時に、
かならず医師に伝え、そのくすりが再び処方されないように注意します。
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