クリニックからのお知らせ

■ ★細菌性腸管感染症★
細菌性腸管感染症は、細菌がヒトの腸管に侵入してひき起こされる感染症
である。腸管感染症をひき起こす代表的な細菌として、カンピロバクター属菌、
腸管出血性大腸菌、赤痢菌などが挙げられる、近年、クロストリジウム・ディフィシル
による院内発症の細菌性腸管感染症も注目されている。日本では、細菌性腸管感染症に
関わる届出として、感染症法に基づく届出と食品衛生法に基づく食中毒としての届出がある。
法に基づく発生動向調査では、腸管出血性大腸菌感染症が最も多く、次いで細菌性赤痢、
腸チフスとなっている。食品衛生法に基づく病因物質別食中毒発生状況によると、患者数は
カンピロバクター・ジェジュニ/コリが最も多く、次いでウェルシュ菌、ブドウ球菌と
なっている。
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