クリニックからのお知らせ

■ ★糖尿病を放置すると認知症のリスクも高まる★
近年、注目されているのが、糖尿病と認知症の関係です。なぜ糖尿病が認知機能を
低下させるのかはわかっていませんが、血糖値の乱高下が脳の細胞や血管に悪影響を
与えると考えられています。血糖値が高い状態だけではなく、急激に下がることも
認知機能に影響します。糖尿病の人は薬で血糖値を下げすぎると低血糖にも
なりやすいのですが、65歳以上を対象にした研究では、救急受診や
入院が必要な重症低血糖を起こしたことのある人は認知症発生率が高まることが
報告されています。重症低血糖を1回起こしたことがある人の認知症発症率は、
起こしたことのない人の1.26倍、2回の人で1.8倍、3回以上で1.96倍と、
回数が増えるに従ってそのリスクは高まるといわれています。

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