クリニックからのお知らせ

■心臓病や脳卒中予防へ治療
高血圧の治療目的は単に血圧を下げることではなく
血圧の高い状態を放っておくと発症する可能性が高くなる
心臓病や脳卒中を予防するのが狙いです。
生活改善で血圧をコントロールできれば、高血圧だからといってかならずしも
薬を飲む必要はありません。
ただ生活改善で血圧がなかなか下がらない人や、血圧がとても高く
ほかに血管病を招くリスク要因をかかえる人は、降圧薬の治療対象になります。
降圧薬にも色々タイプがあります。

現在、主に使われているのは

「利尿薬」「β遮断薬」「カルシウム拮抗薬」「ACE阻害薬」「アンジオテンシン受容体拮抗薬」

の5種類で、それぞれ血圧を下げる仕組みが異なり、一長一短があり
医師から降圧薬を処方されたなら、どのタイプの薬なのか、
効き目の持続や副作用なども、聞きましょう。
1日1回服用する薬でも効果が24時間持続するとは限りません
家庭血圧を測定し夜間の血圧が高いのなら、飲み方を医師に相談してみてください。

降圧薬でよく聞く誤解が「一度飲み始めたら、一生続けなければならない」
というものです。食事や運動療法で血圧が下がってくれば、量を減らしたり、
やめたりすることもできます。

降圧剤の中止に関してはかかりつけの医師とよく相談の上決めてください
決して自己判断で中止はしないようにしましょう。
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