クリニックからのお知らせ

■手足口病
横浜市では、手足口病が1995年以来16年ぶりに大流行しています。
全国的に手足口病が大流行していますが、横浜市でも16年ぶりの大流行となっています。
手足口病の原因ウイルスは、CA16やEV71が一般的ですが、
今回の全国的な流行ではCA6が多く検出されており、
横浜市でも、病原体定点からCA6が検出されています。
今年CA6が検出された手足口病では、発熱率が高い、発疹が手攣や足底
にはむしろ少なく、上腕・大腿部および腎部に高頻度に認め、口囲や頸部周辺にも
認める等の特徴が指摘されています。また、CA6による手足口病では、発熱率が高い、
発疹が手掌や足底にはむしろ少なく、上腕・大腿部および腎部に高頻度に出現し、
口囲や頸部周辺にも認める等の特徴が指摘されています。
CA6による手足口病では、罹患1〜2か月後の爪甲脱落症も報告されているので、
今後の注意が必要です。子供の手足口病がその親に感染したと考えられる
ケースも報告されており、特に子供の排泄物の処理に際しての手洗いなど、予防対策の徹底が重要です。
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