クリニックからのお知らせ

■ ★肝炎ウイルス★
肝炎ウイルスには現在、A型からE型まで5種類のウイルスがある。
このうちD型は日本ではほとんどみられない。

・A型肝炎ウイルス
A型肝炎ウイルスは牡蠣などの貝類の内臓で濃縮されるため、牡蠣を中心とした
海産物の摂取により感染する。また、ウイルスで汚染された水が付着した食べ物を
加熱せずに食べた場合にも感染が成立する。患者の糞便から2次感染を起こすことがあり、
家族内感染、施設内感染の原因となる。日本では衛生環境の改善により、A型肝炎ウイルス
に感染する機会が減った。したがって、食材を通じて、あるいは家族内での発端者を通じて
集団発生の起こる可能性がある。
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