クリニックからのお知らせ

■★脂質異常症の治療★

健康診断などで脂質異常症を指摘されたら、まずは食生活と運動習慣を見直しましょう。
治療の基本は食事療法と運動療法です。それだけでは効果がみられない場合には、
LDLコレステロールや中性脂肪を下げる薬の使用を検討します。脂質異常症の治療の
目的は、動脈硬化の進行を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気の発症を予防する
ことです。動脈硬化は老化現象の1つであり、誰でも加齢とともに徐々に血管が硬く
なっていきます。そのため、60歳を超えると、男女とも、40~50代のときよりも動脈硬化が
進み、心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクも高まります。人生100年時代になり、高齢者の
脂質異常症をどこまで治療すべきかは専門家の間でも議論になっています。65~74歳までの
高齢者に対しては、40~50代と同様に、脂質異常症を積極的に治療すべきとしています。
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