クリニックからのお知らせ

■★膀胱炎★

原因菌としては大腸菌が60~80%程度とされている。大腸菌の分離頻度は77.8%、
肺炎桿菌は3.4%であった。肛門周囲の大腸菌が外尿道口から膀胱内に侵入し感染することが
一般的に多い。臨床所見としては一般的には、排尿時痛、排尿後痛。下腹部痛、頻尿、残尿管。
肉眼的血尿などの自覚症状がある。発熱は認めない。特徴的な臨床症状と検尿での膿尿の観察で
たやすく診断できる。耐性菌による治療不成功の可能性も考慮して初診時の尿培養検査
提出は必須である。治療は、抗生物質による治療が主となる。再発を繰り返さないように
注意することが大切である。

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