クリニックからのお知らせ

■夏バテ解消?
夏バテによる食欲不振から、そうめんなどの主食やジュースなどの甘い飲料しか口に
しない人も出てくる。そんな場合に重要な栄養要素がビタミンB1だ。
ビタミンB1は炭水化物などの糖質を代謝してエネルギーに変える性質を持つため、
不足すると夏バテが悪化し、集中力の低下などにつながる。
豚肉やウナギなどのたんぱく質に多く含まれるので、少量でも取るといい。
ビタミンCも足りなくなると集中力不足や倦怠感につながる。野菜や果物をとることが
最善だが「ネギやミョウガなどを薬味としてそうめんと一緒に食べるなどの工夫も効果的。
どうしても食べられなければ、短期間ならばそうめんなど軽い主食だけを食べられなければ、
短期間ならばそうめんなど軽い、主食だけを食べ、ビタミン剤などのサプリメントで不足した
栄養素を補うのも一つの手段だ。
スイカやトマトなど利尿効果がある野菜や果物を食べて体を冷やしたり、
酢酸やクエン酸を含む梅干しや酢を料理に使い、乳酸などの疲労物質を分解するのも効果的だ。
水分補給は熱中症対策としても重要で、意識的にとる。心臓疾患などで利尿剤を飲んでいる人は
特に水分補給に気をつけなければいけない。冷房が利いた室内では温かい飲み物を飲む方がいい。
倦怠感や食欲不振などの症状が長引くようなら、一度、医療機関で診てもらおう。
糖尿病や心臓病などの初期症状と、夏バテの症状は見分けが付きにくいためだ。
特に30代後半以降の中高年層や、基礎疾患を持つ人は気をつけた方がいい。
夏バテの食欲不振から、糖尿病等の症状が悪化する恐れもある。
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